entry

人を知る

地域に長く根差すために、
より良いものを追求していくこと。
これがテクナスらしさです。

不動産部 安田 拓真 YASUDA TAKUMA

PROFILE

入社年
2016年
出身地
愛知県豊田市
出身学部・学科
経済学部

不動産の鑑定評価を担当しています。土地、建物それぞれにある多様な用途、権利関係の中で形成される不動産の適正価値を算出していきます。まずは机上調査や役所調査を行い、必要な資料や情報を収集します。その後に、対象となる土地や建物の現実の利用状況を確かめに現地調査に赴きます。現地では資料との整合性の確認や周辺環境の把握をします。他にも道路幅員を計測したり、写真撮影をしたり、対象となる不動産について現状を細かく見ていきます。ここで再度の役所調査が必要となることもあり、評価ポイントの見落としが無いか入念に調査を行っていきます。現地調査後は、収集した資料と現況を基に鑑定評価書、附属資料の作製に取り掛かります。一連の工程を通常1ヶ月前後で行い、最後に依頼者に成果品を納入し一段落となります。

仕事の成果物の例不動産鑑定評価書(売買の参考、融資を受ける際の担保価値把握のために、相続対策として)

会社の「ここが好き」を教えてください。

地域に根差した事業を展開し、地元と共に発展していけるところです。不動産課では市外に出向くこともありますが、地元の方々からもご愛顧を賜っています。不動産事業を通じて実際に地域内における不動産の悩みを解決する中で、会社全体として謳っている地域貢献の一端を担えたのだと実感することができます。
また、社内では自由に学び、動くことができるため、先輩や上司を補助するだけといった停滞感を感じずに業務に当たることができます。私自身、不動産鑑定ってなんだ?というところからスタートしたので、不安に思う必要は全くありません。

仕事に対する志 心掛けていること は何ですか?

自分の仕事は、適正な不動産価格の形成に寄与していると自覚することです。不動産の価格を形成する要因として、高低差や家屋の損傷等目に視える部分と、周辺地域の価格動向等目に視えない部分があります。
小さなことに思えても、詳細に調べてみれば価格に影響を与える要因があるもので、そういったものを見落としていては地価を正確に把握できなくなります。
不動産の価格は決して小さいものではなく、m²単価で1%の誤差でも最終的に大きく総額に影響することがあり、正しい評価に帰結するには冒頭の自覚が必要だと考えています。

今後の目標やキャリアビジョンについて教えてください。

不動産鑑定士として、毎年行われる「地価公示」等の公的評価を通じて、適正な地価の形成に貢献することです。一度公的評価に携わったから良し、ということではなく、今後のキャリアを通じて常にこの目標を持ち続けたいと考えています。専門家として自ら成長すると共に、自分が社会に貢献していることを実感できる体験の1つとしていきたいです。実績を積む中で信頼を得れば、地域の皆様にも認められる働きができ、結果として地域貢献に繋がると考えています。

私が考える「テクナス」らしさ

地域に密着した企業であることです。
建設業では「期待を超える建設パートナー」として、公共工事から民間工事を幅広く受注し、街づくりの一端を担っています。不動産鑑定業についても、皆様の生活基盤である不動産の適正な価値の把握をすることによって、悩み無く日常を過ごせるよう貢献していく所存です。
地域に長く根差すために、より良いものを追求していくこと。これがテクナスらしさです。

ある一日の流れ

  • 7:00
    起床
  • 8:00
    出社
    調査先の資料確認と現地での対応事項確認
  • 8:30
    現地調査
    市内及び周辺市町へ
  • 10:00
    附属資料作成
    現地での情報を基に対象不動産の地図や写真を整理
  • 11:00
    評価書作成
    机上調査及び現地調査から対象不動産周辺の動向を把握し作成
  • 12:00
    昼食
  • 13:00
    評価書作成
    対象不動産固有の価格形成要因を把握し作成
  • 15:30
    打合せ
    地域の価格動向や対象不動産の価格について議論
  • 16:00
    評価書作成
    調査や動向把握等が適切か振り返って確認
  • 17:30
    退社
  • 18:00
    帰宅
    週に数えるほどですがジムでダイエット
  • 0:00
    就寝

平均的な1日の時間の使い方

評価書作成40%、調べ物15%、現地調査15%、資料収集10%、打合せ10%、附属資料作成10%